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0から始める著作権

  このブログでは著作権について解説していきます。

著作権を理解する3つのアプローチ

著作権、とっつきにくいですよね~

いろいろな言葉が出てきて難しいです。

 

巷でよく言われる版権とどう違うのか、

著作権で保護される期間はどれくらいなのか、

どういう場合に著作権の侵害になるのか、

そもそも著作権を理解するのに、どうアプローチすればよいのか、

わかりませんよね・・・

 

そして、著作権を解説する本は分厚くて、「入門」と書かれていても、法律の専門書であることが多く、頭を抱えてしまいます。

 

 

今日は、著作権を理解する3つのアプローチを紹介します。

 

1 著作権を所有している人は誰か

2 著作権が発生する対象物は何か

3 著作権の種類には何があるのか

 

すなわち、著作権を持つ人(主体)、著作権を生む物(客体)、著作権の種類の3つにアプローチします。

 

著作権法の用語で説明すると、次のようになります。

1 誰が著作者になるのか

  (=著作者であるための要件)

2 何が著作物になるのか

  (=著作物であるための要件)

3 著作権者は自分の著作物について

  独占してどう使用できるのか、又は

  他人にその使用を許せるのか)

  (著作権の権利行使又は使用許諾)

 

これら3つの切り口によって、著作権の全貌が明らかになるのです。

 

それでは、次回は、

 

1 著作権を所有している人は誰か

 

について、一緒に見ていきましょう。